理事長所信

■基本理念

支え合いの心を育むまち「とだわらび」の創造

■スローガン

一未同心

~one for all,all for one~

■基本方針

1.人と人との支え合いが、無限に可能性を広げる力であることを伝えよう

2.人の輪を広げ、社会に世界に希望を届けよう

3.人の心に印象を与え、明るい豊かな社会に導こう

■事業計画

1.青少年育成事業

2.会員拡大とアカデミーメンバー育成事業

3.多角的かつ継続的な広報事業

4.OB・OGとの繋がりを強める、また豊富な経験を受け継ぐ事業

5.蕨市・戸田市・JCI・日本JC・関東地区協議会・埼玉ブロック協議会への出向協力・出向促進並びに出向者支援

6.京都会議・サマーコンファレス(横浜)・全国大会(札幌)・ASPAC(カンボジア)・世界会議(横浜)・関東地区大会(相模原)・埼玉ブロック大会(所沢)への参加推進

※一未同心・・・一味同心(心をひとつにして力を合わせること)に『未来(に向けて)』という意味を加えた造語。

※社会・・・読み方は『まち』。人々のくくりと地域のくくりを合わせた感覚的なもの。

~はじめに~

日本は、新しい時代「令和」が始まった。「明るい」・「豊か」・「平和」等、多くの人が期待と高揚感で心を躍らせる時代の幕開けである。そして今、「令和」という未来を明るい豊かな時代に導くのは私たち青年である。

日本の青年会議所は、戦後「祖国日本の復興」を目指し、青年によって立ち上げられた。東京を皮切りに全国各地へこの運動が広がり、私たちの地域では1973年に蕨青年会議所、1974年に社団法人戸田青年会議所、そして2つの青年会議所が1999年に統合し社団法人とだわらび青年会議所が誕生し今に至る。多くの先輩諸兄が、地域のために世界中の平和のために手を携えながら邁進し切磋琢磨して様々な事業を展開してきた。長きに渡って紡いでこられた素晴らしきこの運動を、私たち青年が引き継ぎ更なる明るい豊かな社会を目指して、多くの人に届けなければならない。

人が一人で出来ることには限りがある。しかし、人が人々になることで出来ることは無限にあると考える。共に手を取り合い、支え合いながら世界中を持続的な平和にするために「今」新たな歩みを始めよう。

~人と人との支え合いが明るい豊かな社会を創造する~

私たちとだわらび青年会議所は、綱領により「明るい豊かな社会を築きあげよう」という基本目標を掲げている。では、どのようにして明るい豊かな社会を築いていくのだろうか。その一つの答えが人と人との支え合いによるものであると考える。支え合いとは、家族や友人、職場等のコミュニティだけでなく、大人と子ども、企業と個人、国と国等と身近な存在同士から遠く離れた存在、さらには全く知らない人同士まで様々な人と人とが直接的にも間接的にも目標のために互いに手を取り合うことを指している。現在も、世界中でボランティア活動や、企業による社会の発展、貢献等は行われているが、恒久的に明るい豊かな社会を築くためには、世界中の人々が支え合う社会にする必要があるのではないだろうか。

そのために、とだわらび青年会議所は次代を担う青少年の育成、今を豊かにするための人材の拡大と育成、培った素晴らしき豊富な経験の承継、先人たちとの確かな繋がり、私たちの運動を社会に周知させ印象を与えるための多角的な広報を実行する。

~次代を担う青少年の育成~

日本は、戦後より爆発的な発展を遂げている。その結果、経済は豊かになり、ITによって情報が行き交い、生活の便利さは日に日に増すばかりである。しかしながら、様々な問題を抱えていることも忘れてはならない。注視するのは次代を担う青少年の問題である。叫ばれて久しいが、少子化、情報化、家庭や地域における教育力低下等、取り巻く環境の変化と共に問題は多様化、複雑化している。学校や行政、各諸団体においてこの問題を解決するべく様々な取り組みをしているが、社会全体で実行しなければ解決そして良好に育成することは困難であろう。

青少年を育成することとは、学力の向上のみを目的としたものではなく、現在から次代に至る社会を発展させ動かす多くの力を育む手法である。そこで私たちとだわらび青年会議所は、俗にZ世代と言われる青少年(とりわけ中高生世代)に注目する。それは、10年ひと昔と言われる現代において、次の時代の築きを歩み始めるZ世代の育成は未来の明るい豊かな社会を築くことに最も早く直結する。さらに、考える力や心に劇的な成長という変化が生じるこの時期に育成をすることは将来の自己形成に大きな役割を果たすことが理由である。Z世代は、生まれた頃からSNSが普及し、人との繋がりを求め、自分独自のスタイルを尊重する。一方で、閉塞感、孤独感、不満感等を持つと言われている。彼らが中心となり社会を様々な方向へ導くであろう今、私たちは、将来に渡っての継続した事業としても可能なように、彼らに社会を発展させ動かす多くの力を育むためには人と人との支え合いが明るい未来を築くために最も必要であることを伝え、身をもって感じてもらう。さらに、Z世代を中心に広く社会へ得た学びがメディアやSNS等を通して伝播する場を作り上げ、地域から全国へ世界中へと限りなく広げる。その結果、彼らに支え合いの心が育まれ、支え合いという無限にある可能性の力を社会へ届け明るい豊かな未来へ導くものとする。

~組織の拡大と成長~

私たちとだわらび青年会議所は、青年に発展と成長の機会を与え続けなければならない。また、組織の拡大は私たちの目指す明るい豊かな社会を築くことを達成するための最善の方法である。

かつて、日本人の男性が日本の成長を牽引してきたが、1985年の男女雇用機会均等法から最近では2015年の女性活躍推進法が施行され、女性の社会進出と活躍が進んでいる。また、この数年で訪日外国人の数が著しく伸びると共に、2018年の改正出入国管理法等の効果もあり外国人労働者数も増大し、今後も増え続けるであろう。

前述の通り、私たちは青年に発展と成長の機会を与えることと共に自身の成長を求めるために時代に即し、進化し続ける組織である必要がある。そこで、これまでのメンバー構成の主である男性、会社代表者、役員だけでなく、企業で働く会社員や20代の若者や女性、外国人の拡大を目指すことでメンバー数を15名拡大(とだわらびvision)、そして多様な価値観を取得し、社会そして世界中に多角的で更なる可能性を秘めた運動展開ができるものとする。そして、これまで触れることが少なかった機会を得ることによりおもしろいとメンバー全員が感じる組織を築き上げる。

さらに、新たに入会したメンバーにもすぐに事業展開の中心となって活躍できる土壌を準備している。加えて、他の地域のメンバーとの出会いと個人の能力開発に最適な日本青年会議所等のアカデミー事業を受講してもらう。これらによって、既存のメンバーと新たなメンバーが互いに支え合い、貪欲に意見を交わし、躊躇なく共に明るい豊かな社会を目指す一翼を担って頂こうと考える。

~認知度の向上が目標達成の第一歩~

広報はなぜ必要なのか。広報は、私たちが人々に対して理解や協力を得るために私たちの目指す方向を示し活動し、自己の修正を施しながら継続的に認知をさせることである。広報無くしては自己満足の活動に過ぎず、社会に影響力を持たない独りよがりとなる。私たちは、私たちの運動を広げるために地域の人々に強く直接的な感覚となる印象を与え多角的な広報活動を継続的に行う必要がある。2020年度は、既存のHPやFacebook等のSNSを効果的に機能させ、チラシには定型の書式とイメージを設定し、さらに私たちの運動を凝縮したかたちを作り上げ今後も継続可能な土台を作り上げる。

では、広報として私たちの目指す方向を示すこととはどのようなものか。もちろん、私たちが掲げる基本理念やビジョンであるのだがこれを明らかにすることは難しい。そこで、2015年9月の国連サミットで採択され世界の国々および日本青年会議所も強く推進しているSDGs(持続可能な開発目標)を取り上げる。私たちの運動においても既にSDGsを意識し実行している。しかし、2017年には経団連が企業のSDGs推進を進め大企業からも賛同を得る等しているが、一般市民まで認知が進んでいるとは言えない。私たちは、SDGsのロゴを多くの場面で採用し17の目標と169のターゲットに取り組んでいくことで、SDGsの認知を浸透させ、一人ひとりの活動や生活にイノベーションを起こし分野や地域の垣根を越えて支え合いながら前進することで世界共通の目標達成につながるものと捉える。私たちとだわらび青年会議所が中心になって進め、その結果明るい豊かな社会を達成できる。

~自身の成長に貪欲であろう~

私たちの持つ不滅の財産は、敬愛する諸先輩方と経験である。私たちには情熱がある。行動力がある。そして希望がある。ただ、まだまだ荒削りで決して洗練されたものではない。今持つ情熱や行動力や希望に真に財産が加わったらいかがだろう。明るい豊かな社会を築くために更に前進できるのではないだろうか。今年度も諸先輩方との素晴らしき繋がりをより強固にしよう。もう一つ、2020年度に卒業するメンバーは多才なメンバーだ。この多才なメンバーが持つそれぞれの豊富な経験と情熱を受け継ごうではないか。財産はただ持っているだけでは意味がない。私たちは財産を大いに活かし社会に役立てよう。

~数多の場面での活躍を誓う~

私たちは戸田市・蕨市において様々な活躍をすることができる。地域に貢献する各諸団体への出向を積極的に行い参画する。また、青年会議所にはJCI、日本青年会議所、関東地区協議会、埼玉ブロック協議会と様々なフィールドがある。多くのメンバーに出向に触れてもらい新たな出会いを作り上げてほしい。また、それぞれのメンバーが出向により得たものをタイムリーに他メンバーへ広げてほしい。そのための機会を提供する。

~結びに~

私たちとだわらび青年会議所は、明るい豊かな社会を築きひいては世界中が平和となるために、いつでも互いが支え合うことのできる心を育む運動を展開する。

メンバーの皆様へ。

さあ、一未同心し英知と勇気と情熱を持って運動をしよう。

one for all,all for one !!

一般社団法人とだわらび青年会議所

第22代理事長 柴田 就仁